ハンドペイントによる青花陶磁品 花瓶

陶器といっても色々なカラーがありますが、夏にも透明感がありキレイなデザインの白×ブルーの陶器カラーに注目です☆

 

青花陶磁品 

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こちらの作品は、ハンドペイントによる清雍正時代の復刻版です。

 

13世紀、南宋がモンゴル帝国の支配下に置かれたことから、社会や経済の変化に伴い、中国の陶磁器生産は大きくその様相を変えることになります。モンゴル族は白色を尊重していたため、宋時代の青磁に代わり、宮中で用いる磁器として白磁が取り上げられるようになりました。こうして、元時代後期なると、「青花」の技術と様式が確立されました。元時代の青花は、西アジアから輸入されたコバルト顔料による鮮やかな藍色、鋭く地価強い描線、そして濃密な文様構成に特色があります。明時代前期の洪武年間には元時代の青花に様式を継承しながら、構図が整理され描線がたおやかな印象となります。王朝の交代による混乱のために良質のコバルト顔料の輸入が途絶えたことから、青花のコバルトの変わりに銅を含んだ顔料で文様を描き赤い発色の作例が多く見られます。永楽年間になりますと、原料が厳選され、技術が大きく向上したことにより、純白の素地に調和の取れた構図の文様が描かれた優美な様式の青花磁器が焼かれるようになりました。清代の磁器は原材料の精製、製磁技術と絵付け技法がさらに向上になり、康煕、雍正、乾隆の三代に最高潮に達したといえます。

 

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